熊本県内は14日大雨となりました。気象台は15日午前中にかけて線状降水帯が発生する可能性があるとして引き続き、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で14日、熊本県では大雨となり、水俣市で58ミリ、上天草市で43.5ミリを観測しました。14日午後5時30分現在、熊本地方と天草地方に大雨警報が出されています。熊本市と宇城市、阿蘇市、上天草市、天草市が高齢者等避難を発表し、避難所を開設しています。

この雨で九州新幹線の熊本と鹿児島中央間が一時運転を見合わせるなど交通機関に影響が出ました。

15日午後6時までの24時間に予想される雨量は熊本、阿蘇、天草、芦北地方の多い所で120ミリ、球磨地方で60ミリとなっています。気象台は、15日午前中にかけて線状降水帯が発生する可能性があるとして、引き続き、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。