藤井棋王 持将棋成立で公式戦初の引き分け 棋王戦第一局 魚津市
将棋界で初の八冠を独占している藤井聡太棋王と、挑戦者の伊藤匠七段による棋王戦の第1局は「持将棋」が成立し引き分けとなりました。
新川文化ホールの対局会場に先に入ったのは伊藤匠七段、10分ほどして藤井聡太棋王が入りました。対局に臨んだ藤井棋王は、ゆっくりとお茶を飲み、気持ちを整えている様子でした。
藤井棋王の先手で始まった県内での棋王戦は5年ぶりで、藤井棋王が県内で対局するのは初めてということもあり、
新川文化ホールで行われた県内出身の棋士による大盤解説会では、将棋ファンたちが熱戦に釘付けになっていました。
対局は後手で不利とみられていた伊藤七段が粘り強く戦い、藤井棋王にとって公式戦で初めてとなる「持将棋」が成立し棋王戦の第1局は「引き分け」となりました。