20日は富山市で最も遅い猛暑日に 22日にかけて大雨の恐れ
20日の富山県内は残暑が厳しく、富山市では気温が35度を超えて、観測史上最も遅い猛暑日となりました。一方、このあと22日にかけては大雨となる恐れがあります。
20日の県内は朝から日差しが照り付けて厳しい暑さとなりました。
日中の最高気温は富山市で36.1度で、猛暑日となりました。富山市は、これまで最も遅い猛暑日は2012年の9月18日で、その記録を更新しました。
街頭では
「いいかげんにしてほしい、暑さは」
「(例年だと)日傘をしまう時期なんですが、使わないとなと思っている」
一方、21日からの三連休は、台風の影響などで雨や風が強まりそうです。
台風14号は、21日午後には温帯低気圧に変わる見込みですが、低気圧として発達しながら日本列島を通過する見込みで、引き続き注意が必要です。
また、秋雨前線が北陸地方に南下して停滞し、その前線に向かって低気圧が進んでくる影響で、県内は22日の日曜日にかけて、雷を伴い断続的に激しい雨が降る所がある見込みです。
今後予想される1時間降水量は、多いところで20日、21日は30ミリ。24時間降水量は、多いところで21日午後6時までと22日午後6時までがともに80ミリです。
また22日に予想される最大風速は陸上で12メートル、海上では18メートルで、最大瞬間風速は25から30メートルの見込みです。
雨雲や低気圧の発達の程度によっては、警報級の大雨、暴風となる恐れがあります。
今後は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に、さらに22日は強風に注意・警戒して下さい。