皇室に献上の富山干柿を選果
南砺市できょう、皇室に献上する干し柿の選果が行われました。
献上される富山干柿は、大きく美しいあめ色に仕上がったものが選ばれています。
南砺市の特産品の富山干柿は、宮内庁の要請を受けて、1982年から皇室に献上されています。
組合によりますと、今年は高温多湿やカメムシによる被害などから、実は大きいものの、数は少なく、全体の出荷数は去年よりも1割余り少ないおよそ260万個になるということです。
きょうの選果式では、特上品の富山干柿およそ200個の中から、大きさや色、光沢などを見極めた20個が、献上品として桐の箱におさめられました。
富山干柿出荷組合連合会 藤井敏一会長「献上することが非常に大きな励みでやっております。名誉なことですからこれからも頑張っていきたい」
富山干柿は今月23日に宮内庁に届けられ、新年の行事で使われるということです。