あったか「討ち入りそば」振る舞う 砺波
忠臣蔵に登場する赤穂浪士が討ち入り前に食べたとされるそばにちなみ13日、砺波市の福祉施設で「討ち入りそば」が振る舞われました。
そばなどを振る舞ったのは砺波市飲食店組合で、市内の特別養護老人ホーム「やなぜ苑」で用意したそば150食、うどん30食を提供しました。
12月14日はおよそ320年前に赤穂浪士たちが吉良邸に討ち入って仇討ちを成し遂げた日で、物語ではその前の晩に浪士たちがそばやうどんを食べたとされています。
組合は、こうした施設での振る舞い活動を40年以上前から続けてきましたが、コロナ禍のためきょうが4年ぶりの再開となりました。
麺は高齢者が食べやすいよう短くしてあり、入所者らは心配りも温かな一杯をゆっくりと味わっていました。