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国交省の災害査定 射水市で始まる

2024年2月14日 19:36
国交省の災害査定 射水市で始まる
能登半島地震の被害について、国の職員が各自治体の調査に加わり早期の査定や復旧工事につなげる試みが、県内で初めて、14日射水市で行われました。

小杉インターチェンジに近い射水市上野の市道には、国土交通省の査定官が射水市の職員とともに訪れました。

現場の市道は、今回の地震によるとみられる地割れが、長さおよそ100メートルにわたって発生しています。

災害の被害に対する査定は、通常、自治体の職員が調査して国に申請しますが、今回の「早期確認型査定」は、大規模災害の際に、技術者が不足していて被災件数など一定の基準を満たす自治体が希望した場合、国の査定官と自治体職員が一緒に調査します。

査定官は射水市の職員とともに地割れの状態などを確認しました。

国土交通省 灰佐勇祐査定官
「範囲の確定を今させていただいたんですけれども、工法を決定するにはしっかりと調査する必要があるので、そのあたりのことをお願いしました」

この試みは県内では初めてで、査定が速やかに行われるとともに工法の助言を受けるなどするため早期の復旧工事が可能となります。
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