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富山市岩瀬沖の座礁船から油流出 重油ではないとみられる

2024年1月28日 18:36
富山市岩瀬沖の座礁船から油流出 重油ではないとみられる

1月19日に富山市岩瀬浜の沖合で座礁したパナマ船籍の貨物船の周囲に油が浮いていることが28日に、わかりました。

伏木海上保安部によりますと、28日午前8時前、「座礁した船の近くに油が浮いている」と岩瀬漁港の漁業者から通報がありました。監視警戒中の新潟海上保安部所属の巡視船「ひだ」と、伏木海上保安部のドローンが現場を確認したところ、座礁船から沖合に向かって薄い油膜のようなものが広がっているのを確認しました。

油膜は船の東西およそ1.6キロに広がっていて、巡視船「ひだ」の搭載艇が付近を航行し海水をかく拌して油を分散させました。また28日午後1時ごろには、船の周囲の海面に油の吸着材を設置したということです。海岸線への油の漂着は確認されていません。

伏木海上保安部は、流出源はわかっていないものの、油膜の色や広がり方から船の燃料である重油が漏れ出たものではないとみています。

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