あすから大雪の恐れ 今季最強寒波到来で 気象予報士が解説
あすから大雪が予想されています。気象予報士の数家解説委員が解説します。
今回の大雪の特徴は何ですか?
数家)この冬、最も強い寒気ですが、記録的な強さではありません。ただ、9日頃まで寒気が居座るため、降雪が長く続くことに注意が必要です。
まずは、予想される雪と風の様子です。
日本海に出来る雪雲の帯、JPCZは明日から6日まで県内をはじめ、北陸地方にかかっています。
7日は、いったん小康状態になりますが、8日から再び雪雲に覆われます。
次に、上空1500メートルの寒気の流入具合です。
県内はあすから平野部で雪が降る目安のマイナス6度以下の寒気に覆われ、5日と6日はマイナス9度以下とさらに強い寒気が流入します。
7日は一旦緩みますが、その後の8日、9日は再びマイナス9度以下の寒気が流入します。
6日午後9時までの積雪増加量は、県内平野部でも紫色の50センチ以上となる所が多い予想です。
また、ウェザーニュースによると交通機関への影響は、北陸新幹線は明日の夜から影響が出る予想で、その他の鉄道や高速道路、飛行機は、明日から大きな影響が出る予想です。
県内は、明日から寒気が入り強弱を繰り返して9日まで居座ります。
この期間中は、大雪警報が発表される可能性があり、1週間近く降雪が続く見込みです。積雪が次第に増える可能性があるので注意してください。