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富山県内4選挙重なる見込み…準備大忙し

2024年10月2日 20:49
富山県内4選挙重なる見込み…準備大忙し

石破総理大臣が衆議院選挙を今月27日投票とすると表明したことで、県内では知事選、氷見市長選、県議補選と同じ投票日になるのが確実な状況です。このうち3つの選挙が重なる見通しの氷見市は、選挙の準備に追われています。

岡川記者
「市長選、知事選、衆院選。3つの選挙が同日に行われる可能性がある氷見市では、掲示板の設置など準備が進められています」

選挙ポスター掲示板の設置を請け負う氷見市内の業者は、165か所ある設置場所のうち、きょうは市の中心部で知事選の掲示板を設置していました。

会社の資材置き場には、市長選と知事選の掲示板が、それぞれ積み上げられています。

市長選は仮に無投票になったとしても、告示日までに掲示板は設置しなくてはなりません。

衆議院選挙の掲示板は、まだ設置する業者や日程が決まっていませんが、更に負担が増します。

さらに能登半島地震の影響もあるといいます。

ゼンケン 旅和俊さん
「応急住宅の修理、私共は建築をメインにしておりますので、そちらの方々との並行という形でだいぶん忙しいかなと思います」

氷見市で3つの選挙が同じ投票日になるのは、初めてです。市の選挙管理委員会でも、準備作業が忙しさを増しています。

氷見市選挙管理委員会 伏喜友祐書記
「選挙が複数あるということで、投票所内における机や投票箱、そういう物品の配置についてもこれまでと違ったものを考えないといけない。選挙ごとに入場券を作成して配布することとしているんですが、作成する入場券は一目でわかりやすいように色を変えることとしております」

開票作業も長時間にのぼるため、ミスが起こらないようにすることが課題です。

また、これまで投票所として使っていた小学校が地震の被害で使えなくなり、同じ投票区内にある公民館を臨時の投票所としました。

市の選挙管理委員会は、投票所で混乱が起きないように出来る限りの準備をしたいとしています。

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