兵庫県姫路市の山陽自動車道のトンネル内で、2日午前8時50分ごろ、トンネル内でトラック同士が衝突する事故があり、1人が死亡し2人がけがをして病院に搬送されました。警察は追突した大型トラックを運転していた竹本弘嗣容疑者（53）を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕しました。

　現場は岡山方面に向かう山陽道下り車線の書写山第二トンネルで、2日午前8時50分ごろ、衝突した車に乗っていた人から「事故です」と警察に通報がありました。

　警察などによりますとと、男性3人が乗る中型トラックに後方から大型トラックが追突しました。この事故で、中型トラックの助手席に乗っていた成人男性1人がその場で死亡が確認され、運転手と同乗者の男性2人もけがをして病院に搬送されたということです。

　この追突事故により中型トラックの積み荷だったブロックが道路に散乱しました。

　警察は追突した大型トラックを運転していた竹本弘嗣容疑者（53）を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕しました。調べに対し、竹本容疑者は「走行車線を走っていて、気がついたら追突した」と容疑を認めているということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。

　この事故で、山陽道の下りでは、山陽姫路東IC～山陽姫路西ICの間が通行止めになっています。（2日正午現在）