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“紀州のドン・ファン”殺害 元妻に「4~5グラムの覚醒剤売った」裁判で『覚醒剤の売人』が証言

2024年10月1日 18:48
“紀州のドン・ファン”殺害 元妻に「4~5グラムの覚醒剤売った」裁判で『覚醒剤の売人』が証言

 “紀州のドン・ファン”と呼ばれた男性が殺害された事件の裁判員裁判で、「覚醒剤の売人」とされる人物が出廷し、被告である元妻に「4~5グラムの覚醒剤を売った」と証言しました。

 須藤早貴被告(28)は6年前、和歌山県田辺市の自宅で、資産家の野崎幸助さん(当時77)に何らかの方法で致死量を超える覚醒剤を摂取させ殺害した罪などに問われていますが、須藤被告は「殺していません」と無罪を主張しています。

 1日の裁判では、覚醒剤をネット上で販売し、須藤被告に渡したとされる人物が証人として出廷し、事件の1か月半ほど前、田辺市内の暗い路地で「4~5グラムの覚醒剤を10~12万円で売った」と話しました。

 その際、「須藤被告は『旦那には知られないようにしている』と話し、薬物をやっているようには見えなかった。行動もおかしくなかった」と証言しました。

 裁判は今後も証人尋問が続き、判決は12月に言い渡される予定です。

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