富山県議会11月定例会が開会 一般会計で総額8億1900万円あまりの11月補正予算案を提出
富山県議会の11月定例会がきょう開会しました。県は、能登半島地震からの復旧・復興への対応や、防災を進めるための事業費を盛り込んだ、一般会計で総額8億1900万円あまりの11月補正予算案を提出しました。
このうち、能登半島地震からの復旧や復興に向けては、地震で被害を受けた農業用施設や機械の再建支援で6900万円。
水産業については、富山市や氷見市にある冷蔵、冷凍施設など共同利用施設の復旧、整備支援で7900万円あまりをそれぞれ計上しました。
また、県民の防災意識の向上を図ろうと富山市にある四季防災館のリニューアルに向けた基本設計に着手するため、1500万円の債務負担行為を設定します。
新田知事は、2期目最初の県議会定例会での提案理由説明で「能登半島地震からの復旧復興に最優先で取り組むとともに、人口減少への対応をはじめ様々な課題にスピード感をもって対応していく」と述べました。
県議会11月定例会の会期は来月12日までです。