富山県内の大雨警報は解除 引き続き土砂災害に注意を
富山県内の雨はピークを過ぎて、県内に出されていた大雨警報は24日午前に注意報に切り替わりましたが、雨で地盤が緩んでいる所があり、気象台は、引き続き注意を呼びかけています。
県内では22日夜の降り始めから24日午前5時までの降水量は、魚津市で146.5ミリ、黒部市宇奈月町で145ミリ、氷見市で112.5ミリなどとなっています。
また氷見市では、23日午後1時50分ごろまでの1時間に45ミリの雨を観測し、6月の氷見市としては観測史上最も多くなりました。
県内に出されていた土砂災害に警戒を呼びかける大雨警報は、24日午前7時半ごろに、注意報に切り替えられました。
ただ、まとまった雨や能登半島地震の影響などで地盤が緩んでいる所があり、気象台は、引き続き土砂災害に注意を呼びかけています。
雨の影響でJRは24日、城端線と氷見線で始発から午前9時頃まで運転を見合わせました。また高山線は、特急ひだ1本が運休しました。それ以外の県内の鉄道は平常通りの運行となっています。