北陸銀行は30日、顧客の個人情報が記載された書類を紛失したと発表しました。外部への情報流出の可能性は低いということです。

北陸銀行によりますと、紛失した書類は顧客が預金通帳や預金証書をなくした際の届け出を記載した台帳です。

台帳には7423件の顧客の氏名や住所、口座番号などの個人情報が記載されていました。

顧客から紛失したと思っていた預金証書がみつかったと連絡を受け、台帳で確認しようとしたところ保管されていませんでした。その後、全店で保管状況を確認して9つの店舗で台帳の紛失がわかったということです。

台帳は保管期限を過ぎた書類に誤って混入し、裁断破棄した可能性が極めて高いとして、外部に情報が流出した可能性は低いとしています。