きょう(24日)午後、JR新山口駅で貨物列車が脱線し、山陽線の徳山-厚東駅間で終日運転を取りやめるなど影響が出ています。

この脱線によるケガ人などはありません。

きょう(24日)午後0時半頃、JR山陽線の新山口駅構内で東京行きの貨物列車の車両の一部が脱線しました。

この影響で山陽線の徳山-厚東駅間と山口線の新山口-益田駅間が終日運転取りやめとなっています。

（高橋良アナ）「画面の右が下関。そしてこの電気機関車貨物列車は左、東京方面に向かって走っていました。カメラ寄りますと機関車の車輪なんですが、線路から外れているように見えます。そしてその左側には作業員が集まって確認作業等を行っています。」

JRによりますと貨物列車は機関車が23両の貨車をけん引していて、福岡から東京に向かうところでした。

事故当時、貨物列車は大雨の影響で2時間ほど遅れて新山口駅に到着。

10分ほど停車したのち東京方面に向けて走り始め、およそ300mから400mの地点で脱線したとみられています。

機関車の6つの車軸のうち先頭の車軸が脱線していたということです。

機関車には運転士1人が乗っていましたがケガはありませんでした。

国土交通省の運輸安全委員会から現場の保全命令があったということで、しばらくは貨物共に移動できないということです。

「どちらから。」「横浜からJRの18きっぷで来ていてずっと下りてきていたんですけど。福岡に親族がいるのでそこまで行きたかったんですけど、ここで止まられると困るなあと。」

「しばらく運転再開の見込みない」母親「ないんですか、どうしよう。おじいちゃんおばあちゃん待ってるんですけど、待つしかないですね。」

JRではあす（25日）は山陽線の大道ー厚東駅間で始発から終日運転を取りやめ、山口線も始発から運転を見合わせるとしています。

また、新幹線（徳山-厚狭駅間）やバスによる代行輸送を行います。