「柔道人生で高校時代の練習が一番つらかった」パリパラ金メダル廣瀬順子さんが母校・西京高校を訪問
パリパラリンピック柔道女子で金メダルを獲得した山口市出身の廣瀬順子選手がきょう、母校でメダル獲得を報告しました。
母校・西京高校を訪れた廣瀬順子選手。
パリパラリンピックでは柔道・弱視の女子57キロ級に出場し、日本女子初となる金メダルを獲得しました。
(廣瀬順子選手)
「やっぱり練習してきてよかったなと思ったし、 これまで諦めずに続けてよかったなってそういう気持ちになりました」
後輩から、今までで一番つらかったことは?と聞かれると・・・
(廣瀬順子選手)
「やっぱり柔道人生をたくさん思い返してもこの西京高校での練習が一番つらかったです」
小学生で柔道を始め、高校時代にはインターハイに出場。
大学生の時、病気の影響で視力に障害が残りましたが、3大会連続でパラリンピックに出場しました。
(廣瀬順子選手)
「朝からグラウンドをたくさん走ったりとか。高校生の頃は体重を増やさないといけない立場にいたのでたくさん食べる練習をしたおかげでいくらでもご飯食べれてしまうので減量するのが大変です。結果が出なくても頑張り続けていたときに何か自分に返ってくるものがあると思うので諦めずに目標に向かって頑張ってほしい」
廣瀬選手にはあさって、県民栄誉賞が贈られる予定です。