長府バイオマス発電所竣工式~東南アジアから輸入した木質ペレットを燃料に発電
一般的な火力発電と比べ年間27万トンのCO₂の排出を抑えることができる県内最大級のバイオマス発電所の竣工式がきょう(30日)行われました。
竣工式では関係者がテープカットをして完成を祝いました。
長府バイオマス発電所は下関市長府扇町にある長府製作所の土地に建設されました。
敷地面積は6万2800平方メートル、総事業費はおよそ450億円で主にベトナムなど東南アジアから輸入した木質ペレットを燃料として発電します。
年間売電量は一般家庭およそ11万世帯分に相当する5.2億キロワットアワーを見込み全て中国電力ネットワークに売電します。
(長府バイオパワー合同会社 後藤市男所長)
「持続可能な再生可能エネルギーをこのバイオマス発電所は作ることができますこれから長期間にわたって世の中に貢献していきたい」
長府バイオマス発電所では一般的な火力発電と比べ年間27万トンのCO₂の排出を抑えることができるということです。