姉妹提携締結20周年 サビエルの故郷…スペイン・ナバラ州の訪問団が山口を訪問
山口県とスペイン・ナバラ州との姉妹提携締結20周年を記念し、ナバラ州の訪問団が13日、村岡知事を表敬訪問しました。
県庁を訪れたのはナバラ州政府のアナ・オジョ・ウアルデ第二副首相など5人で11日から県内各地を視察しています。
ナバラ州はスペイン北部に位置し、人口は、およそ66万人。フランシスコ・サビエルの故郷でもあり、2003年に姉妹提携を結び友好関係を築いてきました。
山口県からもことし1月、平屋副知事を団長とする訪問団がナバラ州を訪れています。
この際、再生可能エネルギーの導入促進に向けて「国立再生可能エネルギーセンター」を視察していて村岡知事は「国際競争力の強化のためにもナバラ州と様々な連携をしたいと考えている」と述べました。
これを受け、ウアルデ第二副首相も「企業、教育、文化、ツーリズムといった分野での双方の協業をさらに強化し生産的な未来を望みたい」と応えました。
訪問団一行は県内企業の視察のほか、瑠璃光寺五重塔や錦帯橋を訪れていて14日、帰国の途につくことになっています。