【山口天気 朝刊11/15】きょう15日(金)は降ったり止んだり…時折本降り 週末も度々雨傘活躍 来週は気温急降下へ
●西から気圧の谷が迫る きょう15日(金)は雨が降ったり止んだり
●週末も天気ぐずつく 土曜日は南から雨雲が広がりやすく 日曜日は北から前線の雨雲流入
●来週は気温急降下 一気に晩秋らしい肌寒さとなり 朝晩は暖房活躍の冷え込みも
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今週はしばらく日ざし十分の穏やかな天気が続いていた県内ですが、今朝は西から気圧の谷が迫り、九州方面から次第に雨雲が流れ込み始めました。
県内も、きょう15日(金)日中は、西から次々に雨雲が流れ込みやすく、雨が降ったり止んだりの天気が続きそうです。一時的には本降りとなる所もあり、お出かけには大きめの雨傘が活躍します。
また、あす16日(土)も、気圧の谷や九州に近づく低気圧の影響を受け、湿った空気が流れ込む南のエリアから県内まで雨雲が広がりやすく、ぐずつく天気が続きます。
あさって17日(日)になると、今度は北から前線が迫ってくることで、日本海側を中心に、にわか雨が降りやすくなりそうです。この週末は、雨の降り方は少し異なりますが、パッとしない空模様は続きます。雨に濡れて風邪をひかないように気を付けていきましょう。
なお、台風は、23号は熱帯低気圧に衰弱し、現在は24号、25号の2つの台風が発生中です。25号は、今週末に台湾南部から沖縄先島諸島付近に進みながら、次第に衰弱傾向の見込み。24号はフィリピン北部から南シナ海へ、西へ西へ進む予想で、ともに県内には直接の影響はない見通しです。
きょう15日(金)の県内は、雨が降ったり止んだりの天気が続く一日に。雨の量は全体的にはそれほど多くはないものの、一時的には、やや大粒の雨が降る所もあるでしょう。
ぐずつく天気により、日中の気温の上がり方は鈍く、最高気温は20度に一歩届かない所が多くなりそうです。雨の冷たさが少々身体に堪えることにもなりますので、身体を濡らさないよう気を付けて過ごしましょう。
土曜日は日中を中心に度々弱い雨、日曜日は日本海側ほどにわか雨の可能性があるなど、今週末にかけても、度々気まぐれな雨に引き続き注意が必要です。週明けは冷たい北風が吹いて、一気に晩秋らしい肌寒さとなっていき、晴れ間が出る日が多くても最高気温で17度前後、朝晩は暖房も活躍するほどの冷え込みの日もあります。ぐずつく天気のあとのやや激しい気温変化にも注意し、暖房の灯油の準備など今週末のうちに進めておくと良いでしょう。
紅葉だよりです。各地とも例年より色づきが遅く、寂地峡で、ようやく見頃ランクに。ただ、内陸、山間部の名所ほど、ピーク一歩手前の所も増えてきています。来週の強まる冷え込みにより、県内の紅葉は一気に進みそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)