山口市でうそ電話詐欺被害1221万円 検事を名乗る男は「疑いを晴らすにはお金を指定した口座に振り込まなければならない」 SNS型投資詐欺も
7日、山口市内で1000万円を超える詐欺被害が2件相次いで確認され、警察が注意を呼び掛けています。
このうち、山口市に住む40代の男性は9月、新潟県警の警察官を名乗る女から「資金洗浄事件で逮捕した犯人の自宅からあなたのキャッシュカードが出てきた。あなたにマネーロンダリング=資金洗浄の容疑がかかっている。」などと電話がありました。
その後、刑事を名乗る男からLINEのビデオ通話で見せられたのはニセの警察手帳や逮捕状…。
最後は検事を名乗る男から「疑いを晴らすにはお金を指定した口座に振り込まなければならない」などと言われ、信じた男性は指定された銀行口座に現金合わせて1221万円を9回にわたり振り込み、だまし取られました。
7日はこのほか、山口市内に住む60代の男性がFacebookで知り合った外国籍の女性を名乗る人物から、金の投資名目などで現金1800万円余りをだまし取られる被害も確認されています。
警察は、電話やSNSでお金を要求するのは詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。