●山口県に4日ぶり、今月2度目の「熱中症警戒アラート」発表
●きょう13日(金)も山口市内は猛暑日予想　一方で午後は山間部ほど夕立も
●台風13号は土～日曜で沖縄・奄美を直撃へ　県内湿った空気流入で天気不安定度が増すタイミングも
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9月も折り返しが近づいていますが、日本付近は引き続き夏の高気圧が強く、県内も真夏さながらの蒸し暑い空気に包まれる状態が続いています。

きょう13日(金)の県内は、前日とほぼ同じ天気のイメージ。相変わらず、昼間は真夏を思わせる、強烈な日ざしが照りつける見込みです。ただ、午後は内陸、山間部ほど所々入道雲も発達し、急な激しい雨、雷などの夕立にも十分ご注意下さい。

最高気温は山口は35度と猛暑日の予想。その他の所も33度前後と、体力を消耗し続ける暑さが続きます。

そして県内には9日(月)以来4日ぶり、今月2度目となる「熱中症警戒アラート」も発表されました。熱中症の危険が非常に高い暑さとなります。昼間は、なるべく日向を避けて、また、水分補給、休憩などもしっかり取りながら、健康第一の心構えで過ごしましょう。

日本の南海上では、台風13号が徐々に北上中です。今後、一時強い勢力へ発達しながら、土曜日から日曜日頃、沖縄、奄美付近を通過し、その後、大陸方面へ進む予想です。
台風が直撃のおそれがある沖縄方面では、土曜日午後～日曜午前中心に大荒れの天気が心配されます。
県内は台風の直接の影響は少ない見込みですが、台風からの湿った空気の流入が増えることで、3連休の中頃中心に天気の不安定度が増し、度々気まぐれな雨・雷となる心配があります。一方で真夏さながらの体力を消耗する蒸し暑さは、まだまだ止まらない見通しです。

連休明けも、また真夏の太陽が主役の空が戻りそうですが、来週終わりころになると、湿った空気や秋雨前線の影響で天気がぐずつく時期がやってくる、と見込んでいます。このあたりで、猛烈すぎる暑さも、ようやく少しだけ落ち着いてくるタイミングになるのでは、とみられます。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）