山口県の福祉チーム「DWAT」が能登半島地震の被災地へ…1.5次避難所で福祉支援へ
避難所生活が長引く石川・能登地方に県から、DWATと呼ばれる福祉チームが初めて派遣されることになりました。
派遣されるのは社会福祉士や保育士など民間の福祉施設に勤務する7人でつくる災害派遣福祉チーム=DWATで、県社協の登録制度に応募した人たちです。
メンバーは、金沢市の1.5次避難所となっている体育館で今月17日から順次活動します。
現地にはホテルや公営住宅など2次避難の受け入れ先が決まるのを待つ高齢者や障害者などおよそ140人が身を寄せています。
DWATは身体機能の低下や要介護度の重症化を防ぐため、福祉支援を行うということです。
(社会福祉士・公認心理師・ケアマネ 服部恭弥さん)
「被災して命は助かった、でも支援がなかったら助からない命もあると思うので しっかりサポートしたい」
(介護支援専門員 平山宣子さん)
「困りごと、不安を解消できてサービスや人につなげられたら」
県が石川県に派遣するのは今回で、106人になるということです。