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【山口天気 夕刊10/20】寒気流入で週末は”11月並の気温”も 土曜日は風冷え 日曜日は底冷えに注意

2023年10月20日 19:44
【山口天気 夕刊10/20】寒気流入で週末は”11月並の気温”も 土曜日は風冷え 日曜日は底冷えに注意
予想気温

日本海を進んだ寒冷前線が通過したことにより、きょう20日(金)の山口県は、午前中、久しぶりの雨となりました。午後は前線が南へ抜けて、天気は回復してきていますが、前線の後ろ側で北西の風が強まってきています。

あす21日(土)にかけて、等圧線が縦じま模様の冬型の気圧配置となる見込みで、引き続き北西の風が吹きやすくなるでしょう。上空には大陸から、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。

週末の山口県はよく晴れそうなんですが、昼間、気温があまり上がりません。あす21日(土)風が冷たい一日で、昼間でも上着が必要な体感となるでしょう。その後、あさって22日(日)にかけては冬型の気圧配置は緩んで、風は落ち着いていきそうですが、今度は、放射冷却による底冷えが強まる見込みです。22日(日)の朝は広く一桁の気温。山間部徳佐では5度くらいまで冷えこむ見込みで、この秋初めて霜注意報が発表される可能性もあります。標高の高い場所では農作物の管理に注意が必要です。22日(日)の昼間は寒さは少し緩んでいきそうですが、23日(月)の朝にかけても再び、22日(日)の朝と同じくらいの冷え込みとなる予想です。



あす21日(土)は昼間でも風冷え。
初めは北部や山間部ほど寒気による雲が少し空にかかりそうですが、次第に雲の隙間は広がる見込みです。各地で日ざしがタップリ届きそうですが、最高気温は20度に届かない所が多いでしょう。風を通しにくい上着があるとよさそうです。
22日(日)、23日(月)は底冷えで風邪を引かないよう体調管理にお気を付けください。
最低気温は、広く一桁で今シーズン一番の冷え込みとなるでしょう。標高の高い山間部では霜が降りる所があるかもしれません。日中は晴れたり曇ったりで、風も落ち着きそうです。最高気温は20度に届く所が多くなり、少しずつ寒さが和らいでいきそうです。

寒気が退く来週は、再び気温は上昇傾向。最高気温は22,3度くらいの日が続いて、きのう19日(木)までの今週のような過ごしやすい陽気が、来週は戻ってきそうです。

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