【山口天気 朝刊10/16】秋晴れ続く 寒暖差&空気乾燥注意 金曜頃に前線通過で週末は一段と秋深まる
今朝の気温です。週末の間に上空に冷たい空気が流れ込んだことで、今朝は冷え込みが強まりました。山間部の徳佐では一桁の気温となるなど、今シーズントップクラスの冷え込みの所が多くなっています。
下関では他の地域よりも気温が高めですが、海からの比較的暖かい空気が流れ込んだことによるものと思われます。
雲の様子を見ると、北日本の東の海上には、渦を巻く低気圧の雲が進んでいますが、本州は晴れのエリアが広がっています。
このあとも山口県は大陸から張り出す高気圧に覆われて、穏やかな秋晴れとなりそうです。
県内は、低い雲が少し空に浮かぶ程度で、穏やかな天気となるでしょう。沿岸の地域ではやや西寄りの風が吹きやすくなりますが、天気が崩れる心配はありません。
きょう日中の最高気温は24度くらいの所が多いでしょう。今朝はきのう15日(日)より冷え込んでいますが、昼間はきのう15日(日)と同じくらいまで気温が上がる予想です。昼間は、長袖シャツ一枚でも過ごせるくらいの心地よい陽気となりそうです。寒暖差が激しくなりますので、上着を脱いだり着たりして、調節するとよさそうです。
19日(木)頃にかけて、高気圧に覆われて、日ざしタップリの天気が続きそうです。夜の間はグッと冷え込みが強まり、あす17日(火)やあさって18日(水)は、今朝以上に冷え込む可能性がありますが、日中は過ごしやすい、寒暖差の大きい日が続く見込みです。また、しばらくまとまった雨がないことで、空気の乾燥が続きますので、火の取り扱いなどにはお気を付け下さい。20日(金)頃になると、前線の通過により天気が崩れる見込みで、この雨のあと、週末頃は、一気に気温が下がる予想です。最高気温で20度に届かないくらい、一段と秋が深まる予想です。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)