「来たる総選挙に向け盤石の態勢を」自民山口県連政経セミナー
次期総選挙の小選挙区支部長が決定して初めてとなる自民党県連の政経セミナーがきのう(29日)山口市で開かれました。
これは自民党県連が政治資金パーティーとして毎年開催しているもので、県選出の国会議員などおよそ800人が出席しました。
新谷和彦県連会長は「来たるべき総選挙に向けて盤石の態勢を築いていきたい」と挨拶しました。
国会議員全員が登壇し、山口3区の林芳正衆議院議員は、「物価上昇に家計が追いついていない。賃金上昇で支える必要があるが、それも時差がある」として「税と給付の議論が必要だ」としました。
また、政治評論家の加藤清隆さんが講演しました。
「(岸田政権は)内閣支持率が下がって衆議院の解散もできなくて困っている。なら、一発勝負で平壌に乗り込んで日朝首脳会談をやって何人でもいいから連れて帰る」
「そんなことしたら帰ってこなければいけない人が二度と帰ってこれなくなる可能性が非常に高い」
「そんな日朝首脳会談ならやらない方がましだ、と安倍元首相は生前、繰り返しおっしゃっている」
加藤さんは時事通信社の記者時代、山口に5年赴任していたエピソードを明かし、「故安倍元総理を忘れないための施設を建設すべき」などと話していました。