下松強盗致傷事件で逮捕・起訴の男 大阪での窃盗未遂事件関与の疑いで再逮捕 「匿名・流動型犯罪グループ」との関連は
ことし3月、下松市で起きた強盗致傷事件に関与したとして逮捕・起訴されていた男(20)が、大阪府の窃盗未遂事件にも関与していたとして、6月17日に再逮捕されました。
警察はSNSなどで実行役を募る「匿名・流動型犯罪グループ」との関連があるとみて捜査を進めています。
建造物侵入・窃盗未遂などの疑いで再逮捕されたのは、住居不定=無職の男(20)です。
警察によりますと、男(20)はことし3月18日、他の男4人と共謀のうえ、大阪府吹田市内の会社事務所に侵入し金品などを盗もうとした疑いなどが持たれています。
この5人のうち、男(20)を含む4人は、ことし3月12日に下松市の会社事務所で現金約550万円を奪い、60代の男性に大ケガを負わせた強盗致傷事件に関与したとしてすでに逮捕されていました。
警察は捜査に支障が出るとして認否を明らかにしていませんが、男(20)らがSNSなどで実行役を募る「匿名・流動型犯罪グループ」との関連があるとみて、それぞれの役割や余罪などについて調べを進めています。