【山口天気 夕刊3/20】あす21日(金)は快晴&昼は4月並みの暖かさ 週末~来週はゴールデンウィーク並みの暖かさで サクラ開花も間もなく!

●あす21日(金)はほぼ快晴 昼は4月並みの暖かさに
●週末~来週は一段と気温上昇 ゴールデンウィーク並みの暖かさに
●サクラは来週後半にも開花へ
==========
「春分の日」のきょう20日(木)は、日ざしたっぷりの落ち着いた空模様が戻り、朝はグッと冷えたものの、日中の気温は15度に届いた所があり、厳しかった寒の戻りもひと区切りの一日でした。
きょう20日(木)は高気圧に覆われ、穏やかな天気になるとともに、寒さをもたらし続けていた寒気も、やっと抜けてきた状況です。
そして、ここからは南から県内を覆ってくる高気圧とともに、どんどん南からの暖かな空気が西日本を包み込んでいきます。今週末~来週にかけては一転して、季節大幅先取りの暖かさとなっていきそうです。
山口市内の予想気温でみると、あす21日(金)にも日中の気温が20度に達する可能性があり、来週にかけては25度にも迫る、4月下旬並み~5月上旬並み…ゴールデンウィークの頃の陽気になっていきそうです。
この季節大幅先取りの暖かさが、サクラのつぼみの生長を急がせることにもなりそうです。各民間気象会社による最新の、下関の気象台標本木におけるサクラの開花予想では、来週半ば~後半頃にも開花が見込まれています。
ただ、向こう1週間先まではかなり気温が高いのですが、月末頃に、またガクッと気温が下がる兆しもあります。
さすがに、もう雪が降るまでの真冬の寒さまでは戻らない、とみられますが、サクラの季節を迎えても少々激しい寒暖の変化には注意、と心得ておきましょう。
あす21日(金)は、ほぼ快晴の天気が続く見込みです。朝は内陸、山間部ほど霜が降りる寒さの所もありますが、日中の気温は山口市内で20度に達するなど、季節大幅先取りのポカポカ陽気になるでしょう。
スギ花粉は、まだ連日、結構な量が飛んでいます。
あす21日(金)は暖かさが増すにつれて「極めて多い」飛散となる心配もあります。
もう少しの間は引き続き、しっかり対策を行っていきましょう。
今週末もしっかり晴れて、さらに暖かさが増していきそうです。来週中頃にかけて、ゴールデンウィークの頃に匹敵する昼間は上着いらずの陽気となる日も多くなるでしょう。
この季節大幅先取りの暖かさで、サクラは一気に開花に向けて生長が進みそうです。
来週の木曜日は大きく天気が崩れ、このあと月末頃は、行き過ぎた季節が戻る兆しもあるため、まだ衣替えなどは進めすぎないよう、ご注意下さい。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)