後輩隊員のキャビネットから2万円を盗み… 航空自衛隊防府北基地の30代空士長が懲戒免職

航空自衛隊防府北基地は、後輩隊員から現金2万円を盗んだとして17日付で、所属する30代の空士長を懲戒免職処分にしたと発表しました。
防府北基地によりますと、この空士長はおととし、基地内において後輩隊員が使っていたキャビネットから現金2万円を盗んだということです。
動機については、借金返済のために金銭的に困窮していたところ、被害者が現金を保管している場所を目撃し、後日同じ場所に現金があったことから盗んだという内容を供述しているということです。
後輩隊員が上司に申し出たことから窃盗被害が発覚しました。
その後の調査の結果、空士長の関与が判明したことから懲戒処分の基準に基づき処分したとしています。
防府北基地の基地司令は「隊員に対する教育・指導を徹底し、同種事案の再発防止に努め、規律の維持に万全を尽くす」とコメントしています。
最終更新日:2025年3月17日 14:24