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【山口天気 夕刊11/10】冷たい雨のあとは冷たい北風で一段と寒さ増す週末に 日本海側は一部時雨模様も 紅葉は万全の防寒&タイミングを逃さず楽しんで

2023年11月10日 18:39
【山口天気 夕刊11/10】冷たい雨のあとは冷たい北風で一段と寒さ増す週末に 日本海側は一部時雨模様も 紅葉は万全の防寒&タイミングを逃さず楽しんで

きょう10日(金)の山口県は、低気圧や前線の通過で日中にかけて雨が降ったり止んだりの天気でしたが、日が暮れた頃には雨雲の大部分は東に抜けていきました。
そして気圧配置は、これから等圧線が縦縞模様の「冬型」へと変わっていきます。

このため、今週末は冷たい北風が吹いて、北風とともに流れ込む寒気の影響で、日本海側ほど雲が多く、一部、気まぐれなにわか雨…時雨模様の天気も。
一方で瀬戸内側ほど晴れ間多め、という、冬によくみられる天気分布となってきそうです。
また、週明けの月曜日は一段と強い寒気の流れ込みで、雲が増え、急な大粒の雨が心配な不安定な天気に要注意、とみています

さらに、日に日に寒さも増し、週末は秋の終わり頃、週明けには最高気温が15度にも届かない所もあるなど、12月並み…冬の入り口の寒さがやってくる見込みです。
どんどん寒くなっていく週末、ダウンやフリースなどの暖かな服装も活用しながら、体調を崩さないように十分気をつけていきましょう。

そんな寒い中でもぜひ楽しんでおきたいのが、秋の彩り「紅葉」です。
山口県では今、内陸や山のふもとのエリアで見頃を迎えてきていますが、寂地峡といった標高が高い場所はもうピークを過ぎつつあります。
今シーズンは、秋の少雨や急な寒さなどが影響しているのか、紅葉から色あせ、落葉のペースが少々早い傾向が山間部では目立っている模様です。これからが見頃の所でも、美しい色づきの時期が駆け足で過ぎる心配があります。

今年の紅葉は、きれいなタイミングを逃さず楽しんでいくことが、大事なポイントとなるようです。ぜひ、今週末、冬の寒さ対策は行いつつも、秋の彩りをお楽しみください。

11日(土)は、寒気流入の影響で日本海側ほど曇りがちの空で、日中にかけては、時折気まぐれな時雨模様のにわか雨の所も。
瀬戸内側では雲には隙間があり、午後ほど日ざしがシッカリ届く時間もある、とみられますが、北寄りの風が吹くことで、気温上昇は鈍く、体に堪える空気の冷たさが続くでしょう。

12日(日)も引き続き、日本海側ほど雲が多く、時雨模様の所も。瀬戸内側では晴れ間十分となるものの、気温は、土曜日よりもさらに低く、日中でも15度前後にとどまる所が多い見込みです。
躊躇なく冬の装いを心がけていきましょう。

週明け月曜日は、上空にさらに強い寒気が流れ込み、雲が多く、局地的ながら大粒の雨や雷などの不安定な空模様に注意が必要です。また、昼間でも気温は15度に届かない、12月初め頃の気温となるでしょう。
来週は、暖房器具が活躍するほどの、朝晩の冷え込みが強い日も続きそうです。
急な寒さで体調を崩さないよう、十分ご注意下さい。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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