午前11時31分、下関地方気象台は暴風と大雪及び落雷に関する山口県気象情報を発表しました。

山口県の日本海側の沿岸の海域では、18日夜のはじめ頃から19日午前中にかけて暴風に警戒してください。
山口県の山地では、18日夕方から19日午前中にかけて、大雪に注意・警戒してください。
また、山口県では、18日昼前から19日午前中にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

［気象概況］
18日にかけて朝鮮半島を通過する低気圧が発達しながら日本海西部に進み、気圧の傾きが大きくなる見込みです。
また、山口県の上空約5500メートルには、18日から19日午前中にかけて氷点下30度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
このため、山口県の日本海側の沿岸の海域では、18日夜のはじめ頃から19日午前中にかけて北西の風が非常に強く吹くでしょう。
18日夕方から19日午前中にかけて山地を中心に大雪となるおそれがあります。雪が同じ所で降り続いた場合、警報級の大雪となる可能性があります。
また、18日昼前から19日午前中にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。

［風の予想］
18日から19日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）
日本海側 20メートル （30メートル）
瀬戸内側 18メートル （30メートル）

［雪の予想］
18日12時から19日12時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
山地 40センチ
平地5センチ（山地は標高200メートルを超える地域）

［防災事項］
暴風に警戒してください。積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒してください。電線や樹木等への着雪、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

［補足事項］
今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。

次の情報は、17日16時30分頃に発表する予定です。