山陽新幹線昼前まで運転見合わせ…6万人超に影響、保守車両に不具合
保守工事に関するトラブルで、山陽新幹線は広島から小倉の間で始発から運転を見合わせ、昼前に運転を再開しました。
3連休最終日に発生した新幹線トラブルで、6万人を超える人に影響が出ました。
山陽新幹線は、22日夜の終電後から行っていた、厚狭駅-新下関駅間の架線張替え工事での作業トラブルにより、広島から小倉の間で、始発から運転を一時見合わせました。
3連休の最終日とあって、JR新山口駅でも多くの人が予約の払い戻しやスケジュールの変更などに追われていました。
(利用客は)
「Qどちらに行かれる予定だった?」
「仕事で岡山まで行く予定でした」
「Qお仕事の予定には間に合いそうですか?」
「全然間に合わないですけど仕方ないですね」
(利用客は)
「福岡のほうに行く予定でした」
「電車が動くの待ってから移動しようと思う」
JR西日本によりますと、遅れていた保守作業は終了したものの、山陽小野田市の埴生トンネル内で保守作業をしていた車両に不具合があり、線路上で動かなくなったということです。
山陽新幹線は午前11時36分に運転を再開しました。
このトラブルの影響で新幹線86本が運休。
104本が遅延して、およそ6万1200人に影響が出たということです。