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【山口天気 夕刊3/5】あす6日(木)は冬型気圧配置…北風冷たく曇りがちの天気続く それでもスギ花粉は大量飛散期へ

2025年3月5日 18:36
【山口天気 夕刊3/5】あす6日(木)は冬型気圧配置…北風冷たく曇りがちの天気続く それでもスギ花粉は大量飛散期へ

●あす6日(木)にかけて冬型気圧配置 曇りがちの天気&冬の寒さ続く
●スギ花粉は大量飛散期…あす(木)6日は「非常に多い」 週末にかけて極端な飛散も
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きょう5日(水)は二十四節気「啓蟄(けいちつ)」。冬ごもりしていた虫たちが目覚め、活動を始める頃、ということですが、最高気温は瀬戸内側では12度くらいとなった一方、日本海側は1桁止まり…と、まだ冬の寒さが残る一日でした。

きょう5日(水)は低気圧が関東付近に進み、低気圧の後ろ側で吹いた、冷たく湿った北風が吹きつけた日本海側ほど、気温の上がり方も鈍く、少し時雨模様のにわか雨もありました。

あす6日(木)にかけては、低気圧が日本の東に進むにつれて、等圧線が縦じま模様の「冬型気圧配置」となっていきます。

引き続き冷たい北風が吹きやすく、日中の気温の上がり方も鈍い所が多くなり、瀬戸内側では多少晴れ間も、日本海側ほど引き続きどんより曇りがちの天気も続きそうです。気温も天気分布も冬のような感じが続く一日です。

しかし、スギ花粉の飛散が最盛期に入ってきていて、あす6日(木)、寒くても「非常に多い」飛散が心配です。さらに、金曜日~週末にかけては、だんだん昼間は春の暖かさが戻っていきそうですが、暖かさが増すにつれて、いっそう極端な量の飛散となってくるおそれがあります。

今しばらく、雨が降らなければ花粉に要警戒の時期、と心得て、対策レベルを上げていきましょう。

あす6日(木)にかけて各地で雲多めの空模様。北部や山間部中心に、時折弱い雨がぱらついたり、雪がちらつくタイミングもあるでしょう。冬型の気圧配置で冷たい北風が吹き続けることで、気温は日中でも1桁止まりの所が多くなりそうです。

やや強く吹く風がスギの木の枝を揺らし、あす6日(木)は寒くてもスギ花粉の飛散は各地で非常に多い見込みです。雨が降らない限りは花粉は飛びやすい、と考えて、お出かけの際は万全の花粉対策を行っていきましょう。

金曜日~週末の土曜日、日曜日は晴れ間が十分。朝晩は少々強い冷え込みでも、昼間は日に日に気温は上昇傾向で、春の暖かさを感じることも増えていきそうです。
一方で春らしく天気は周期的に変わりやすく、週末までは晴れても、週明けは天気下り坂です。
また、しばらくの間は、雨が降らなければスギ花粉は大量に飛びやすい、と心得て、外出の際など入念な対策を続けていきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

最終更新日:2025年3月5日 18:36
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