【山口天気 夕刊4/8】あす9日(水)まで晴天で昼間は初夏の陽気…長引く空気乾燥にも注意を 10日(木)は本降りの雨でサクラは見納めに

●気温は「初夏」…サクラシーズンは終盤へ
●あす9日(水)まで初夏の陽気&空気乾燥続く あさって10日(木)の雨でサクラ見納めへ
●週末にかけて小刻みに天気がぐずつく
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きょう8日(火)の県内も、たっぷりの日ざしが降り注ぐ一日。春、というよりは、少し汗ばむ「初夏」の陽気となった所も多くなりました。日本海に低気圧が進み、県内は日ざしに加えて、南の高気圧から、この低気圧に南から暖かな風が流れ込んだためで、最高気温25度目前の所もあるなど、多くの所で5月上旬~中旬並みとなりました。
一方で、この風が時折強く吹き、日本海側を中心に瞬間的に20メートル以上の強い突風となった所もありました。暖かさと、この強い風により、県内のサクラシーズンは終盤戦、という雰囲気となってきています。
また、気温と風に加え、もう1つ、空気の乾燥にも要注目です。きょう8日(火)の県内は湿度が20パーセントを切って10パーセント台の所も多くなる、だいぶ空気がカラカラに乾いた状況でもありました。
県内は先月29日から乾燥注意報が毎日、発表中でもあります。今の強い風が吹く中だと、いったん火が出ると一気に燃え広がりやすくなるおそれもありますので、くれぐれも火の取り扱いには十分お気を付けください。
あす9日(水)は日本海の低気圧は東に去って、県内は緩やかに高気圧に覆われて、風は穏やかになる、とみていますが、強い日ざしとともに各地で暖かい~少し汗ばむ暑さにはなりそうです。
10日(木)になると高気圧は東に去って、西から近づく低気圧や前線により、サクラの花を完全に落とすようなしっかり降る雨になってしまいそうです。一方で空気の乾燥を解消させる潤いの雨にもなっていきます。
あす9日(水)も各地で安定した晴天が続きますが、夜にかけては少々薄雲が増える見込みです。日中は広く気温が20度を超え、25度に迫る所もあるなど、引き続き昼間は少し汗ばむ陽気になるでしょう。