【山口天気 夕刊1/30】あす31日(金)は貴重な日ざし 週末は一時本降りの雨 そして来週は「冬の嵐」…長丁場の強烈寒波に
●あす31日(金)は日ざし十分 昼間の気温は2桁の所が多くなる
●週末は低気圧や前線通過で 土曜中心に一時本降りの雨
●来週は強烈寒波襲来…大雪、極寒への備えを万全に!
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きょう30日(木)の県内は、晴れ間は多くなってきましたが、まだ時折やや強く風が吹き、最高気温は7~8度止まり、と冬本番らしい寒さは続きました。
これから、あす31日(金)にかけては、高気圧が西日本付近を移動していく見込みです。まだ少し残る寒気の影響で曇りがちの時間はあるものの、風は落ち着き、まずまず日ざしも十分の落ち着いた空模様で、日中は2桁の気温になる所も多くなる、と見込んでいます。
ただ、この先の天気を考えると、あす31日(金)の晴れ間は、とても貴重なものとなります。今週末は上空の寒気は北に退くものの、低気圧や前線の通過により、土曜日の日中からややシッカリ雨が降る予想。
そして来週は、次第に強い冬型の気圧配置に変わり、平地で大雪となるレベルの、かなり強烈な寒気が流れ込み、さらに数日間にわたって長く寒気が居座り続ける、とみられます。
この冬一番の寒波となることはほぼ間違いなく、去年の1月下旬にやってきた強烈寒波…市街地でも広く積雪したほか、高速道路で通行止めや鉄道の運転見合わせなどもあった時に、類似するくらいの規模か、場合により、それ以上となる心配もあります。
来週は思うように移動できないケースなども想定しながら、予定の柔軟な変更の準備など、強烈寒波への備えを早めに万全に進めて頂ければ、と思います。
あす31日(金)は、雲がやや目立ちますが、日中を中心に晴れ間も時々期待でき、天気の崩れはなく洗濯日和の一日です。
朝は山間部中心に氷点下の冷え込みですが、日中の気温は10度以上の所が多くなり、ここ数日より寒さも少し和らいでくるでしょう。
土曜日の日中から日曜日の朝にかけて、低気圧や前線の通過で広く、ややしっかりと降る雨になりそうです。
そして来週は次第に強い冬型気圧配置となり「冬の嵐」到来…激しい季節風を伴いながら断続的に雪が降りやすくなり、市街地も含めて大雪となるおそれがあるほか、凍えるような寒さも数日間は続く、長丁場の強烈寒波になるおそれがあります。
間違いなく今シーズン一番の寒波となる来週に向けて、早めのあらゆる対策を進めておきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)