●あす30日(木)は晴れ間多いが まだ冬本番の厳しい寒さが続く
●今週末は低気圧や前線通過で 一時本降りに
●来週は今季一番の強烈寒波襲来へ 冬将軍への万全の準備を！
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きょう29日(水)の県内は、山間部を中心に雪が積もった所が多く、徳佐では午前9時で16センチの積雪を観測。そして夕方にかけても、まだ積雪が残る所が多くなっています。雪雲流入の勢いは次第におさまってきているものの、まだ度々雪が舞っている所があり、今夜にかけては積雪急増の心配はないものの、まだ少し雪が降る所がある見込みです。

あす30日(木)は、さらに空模様は落ち着いていき、瀬戸内側ほど晴れ間十分、日本海側でも曇ったり晴れたり、となってきそうです。しかし冬将軍の余韻は残り、朝は市街地でも氷点下の冷え込み、日中の気温も、まだ各地で1桁止まりと見込んでいます。車の運転は路面凍結などに気を付けて、そして、引き続き、冬の暖かな装いでお過ごし下さい。

なお、厳しい寒さをもたらす上空の寒気は、週末に向けては北に退くものの、来週、また一気に南下の見通しが見えてきており、平地で大雪となるレベルの、かなり強烈な寒波となる可能性が高まってきています。

来週の方が、より雪や凍結などで生活、交通への影響も大きくなる心配がありますので、予定の柔軟な変更も検討するなど次なる寒波に向けての心構えも、しっかりお願いします。

あす30日(木)は全般に曇ったり晴れたり、と落ち着いた空模様の一日ですが、山間部ではわずかに雪がちらつくタイミングもあるでしょう。朝は多くの所で氷点下の冷え込みとなり、日中の気温でも各地で1桁止まり、と冬真っただ中らしい、厳しい寒さが続くでしょう。

あさって31日(金)も朝は冷え込みが強まりますが、日中は日ざしとともに、少し寒さが和らぐ見込み。しかし週末は低気圧や前線の通過で天気は下り坂で、土曜日の午後から日曜日午前にかけて広く雨…一時本降りとなるタイミングもあるでしょう。
そして来週、暦の上では春を迎えますが、今シーズン一番の強烈な寒波がやってくる見通しです。凍える寒さや大雪などに対する、万全の準備を進めておきましょう。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）