生産・消費拡大を目指して 山口県のオリジナル地鶏・長州黒かしわ試食イベント
山口県のオリジナル地鶏・長州黒かしわのおいしさを多くの人に知ってもらおうというイベントが12日に山口市で開かれました。
山口市のホテルで開かれた試食イベントで総料理長によってふるまわれたのが、塩だけで味付けした長州黒かしわの鶏ガラの出汁。
それに、低温調理した胸肉など4品です。
(村岡知事)「おいしい」
ワインで煮込んだ美東ごぼうが入った手羽を試食するのは、農業大学校の学生です。
(学生)「おいしい」「肉用牛もそうですけど、ストレスをかけないように育てたら良い肉になる。」
山口県オリジナル地鶏・長州黒かしわはことし3月、国が知的財産として保護する地理的表示(GI)に登録されました。
昨年度の出荷数は4万3000羽でした。
今後は消費・生産の拡大が課題ということです。
(深川養鶏・田邉博之常務)「生産者・農場の確保、なかなか厳しい時代になってきた。課題を1つ1つクリアして生産羽数を増やしていければ。」
山口県内のスーパーなどでは13日から1か月間、消費拡大キャンペーンが行われます。