宇部では300万円、熊毛郡では200万円の被害…山口県内でうそ電話詐欺の被害相次ぎ発覚
山口県内ではうそ電話詐欺の被害が相次いで確認されています。宇部市では300万円、熊毛郡では280万円がだましとられていて警察が注意を呼び掛けています。
このうち宇部のケース、7月11日、宇部市に住む20代の男性のスマートフォンに「岡山県の電話センター」を名乗る男から「あなたの携帯電話が詐欺事件に使われている」と電話がありました。
指定された連絡先に電話をすると「岡山県警察本部」や「岡山県地方検察庁」を名乗る男とSNSアプリで連絡をとるようになり男らから、「逮捕されたくなければ保釈保証金を支払う必要がある」などと言われました。
話を信じた男性は7月11日から15日の間に宇部市内の金融機関やコンビニエンスストアのATMで3回にわたり合わせて300万円を振り込みだまし取られました。
17日はこのほか、熊毛郡の60代の女性が未納料金名目のうそ電話詐欺で現金280万円をだまし取られる被害も確認されていて、警察は、電話でお金を要求するのは詐欺の手口、支払う前に家族や警察に相談するよう注意を呼び掛けています。