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【山口天気 夕刊10/19】20日(金)は冷たい雨、そして風で季節は一気に”晩秋”へ 週末も風冷え~底冷え注意

2023年10月19日 18:45
【山口天気 夕刊10/19】20日(金)は冷たい雨、そして風で季節は一気に”晩秋”へ 週末も風冷え~底冷え注意
19日(木)の気象衛星画像と天気図

19日(木)の山口県は、一時雲が増えた時間はあったものの、全般には日ざしが多く、昼間は汗ばむ暑さの所もありました。一方で、日本海から朝鮮半島付近にかけて伸びる前線に伴う帯状の雲が、徐々に南に下がって西日本に迫りつつあります。

前線は、20日(金)の午前中に西日本を通過していく見込みです。
山口県は、夜明け前から次第に天気が崩れはじめ、朝の通勤通学時間帯あたりは雷を伴ったりやや雨が強く降ることも。午後は前線が通り過ぎるとともに、雨は次第に止んで、晴れ間も戻っていきそうですが、気圧配置は次第に等圧線が縦縞模様の西高東低=冬型に変わり、冷たい北西の風が少々強まってきます。
日中の気温は20度前後に止まり、午前は冷たい雨、午後は冷たい風が体に堪えることにもなりそうです。
お出かけには雨具の用意と、1枚羽織るもの…特に冷たい風から身を守る上着などの用意を、シッカリお願いします。

そして、今週、連日、お伝えしてきている通り、週末にかけて、さらに空気は冷たさが増してきます。
土曜日もまだ北寄りの風がやや強く、日中の最高気温でも20度に届かない所が多く、羽織る上着などが活躍する肌寒さ。
日曜日にかけては冷たい風は落ち着きますが、放射冷却の影響が強まることで朝の底冷えが一段と厳しくなり、多くの所で1桁の最低気温となるほか、山間部では「霜」が降りるような冷え込みとなる可能性もあります。

まだカレンダーは10月でも、今週末は11月並の”晩秋”の肌寒さ。体調を崩さないよう十分気をつけるとともに、農作物の管理では、そろそろ「霜」への対策の意識も高めていきましょう。
来週も、しばらく朝晩は冷え込む日が続きますが、昼間は再び秋らしい過ごしやすさが戻っていく見込みです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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