事業承継や起業について考えるセミナーがきのう（18日）、下関市で開かれました。

セミナーでは、福岡県の老舗・「吉開のかまぼこ」の社長、林田茉優さんが講演を行いました。

企業の後継者問題に関心を持っていた林田さんは、大学4年生の時に、130年の歴史がありながら後継者の不在により休業していた「吉開のかまぼこ」の復活活動に乗り出し、支援を申し出た企業の依頼で24歳で社長になりました。

「真ん中に思いの強い人がたっていないと誰も巻き込むことができない訳で3年間ずっとあきらめずに唯一 動き続けたのは君しかいない」

そして、社長になった林田さんは、技術の承継、それに、ロゴマークやホームページをリニューアルし、自社の価値や魅力を正しく顧客に伝える事に力を注いだことを紹介しました。

（林田さん）
「お客様がただ買ってくれる存在ではなく一緒に吉開のかまぼこを育ててくれる仲間となって頂けるような事を私も浮かべながらお客様と双方向のコミュニケーションをとっています」
「勇気を持つ事とか挑戦を続けることがすごい大事なんだなと思って」
「自分がやりたい事であってそれをやると決めて環境があってそれに共感してもらうからこそ それを大きくしてく輪を広げていく事ができる」

また、セミナーでは、パネルディスカッションなども行われました。