【山口天気 夕刊8/16】お盆休み後半となる週末も 厳しい蒸し暑さに 来週は次第に天気下り坂 しばらく雨が降ったり止んだり模様に
●台風7号はこの先も特に千葉県と茨城県を中心に雨風が強まり、暴風や大雨災害に厳重な警戒が必要
●この週末は日ざしが届く分、引き続き猛烈な暑さが続く見込みで、最高気温は35度を超えるところも多く、厳しい蒸し暑さはまだ続きそう
●来週は気圧の谷や低気圧が接近するため、少しずつ厚い雲が広がり出し、雨が降ったり止んだりのぐずついた空模様がしばらく続く見込み
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まずは台風の情報です。
雲の様子を見ると、台風の目がはっきりとしていて、発達していることが分かります。この時間にかけて、非常に強い勢力で関東へ接近してきました。
関東に接近する台風としては記録的な強さで、この先も特に千葉県と茨城県を中心に雨風が強まり、暴風や大雨災害に厳重な警戒が必要です。
県内には台風の直接的な影響はなかったものの、広く高気圧に覆われたことで、きょう16日(金)も猛烈な暑さとなりました。
最高気温は広瀬で38.2度と危険な暑さに。
また防府では37.6度、宇部では36.8度と今シーズン最も高い気温を観測しました。
また湿った空気も流れ込んだことで、ここ数日、県内は急に雨雲が発達するような不安定な空模様が続いていましたが、この週末は天気の大きな崩れはないと見込んでいます。
日ざしが届く分、引き続き猛烈な暑さが続く見込みで、最高気温は35度を超えるところも多く、あさって18日(日)は広瀬で37度。人間の平熱を超えるような危険な暑さはまだ続きそうです。
ぐっすり寝て、美味しいものをたくさん食べて、熱中症の予防を行いながらお盆休みの後半を楽しんで下さい。
あす17日(土)も県内は広く高気圧に覆われる見込みで、朝から日ざしが強く、蒸し暑くなりそうです。
昼過ぎから雲の割合が多くなりそうですが、天気の大きな崩れはないと見込んでいます。日中は中部や東部を中心に最高気温が35度を超える予想で、引き続き水分補給を徹底するようにして下さい。
あさって18日(日)も、朝からよく晴れるでしょう。ギラギラした日ざしで気温はぐんぐん上昇し、日中の最高気温は高いところで37度まで上がる予想です。
お盆休み最終日でお出かけされる方も多いと思いますが、なるべく直射日光を避けて入念な熱中症対策を行って下さい。
週明け19日(月)も、日ざしの照りつける一日となりそうです。
20日(火)から気圧の谷や低気圧が接近するため、少しずつ厚い雲が広がり出し、雨が降ったり止んだりのぐずついた空模様がしばらく続く見込みです。それでも最高気温は35度を超える日も出てくる予想で、来週も蒸し暑い日々が続きそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)