伊豆大島“白骨遺体” 元交際相手の畳店社長の男を逮捕
去年、東京・伊豆大島の砂浜で白骨化した女性の遺体の一部が見つかり、警視庁はこの遺体を遺棄したなどとして、元交際相手の畳店社長の男を逮捕しました。
死体遺棄の疑いなどで逮捕されたのは、伊豆大島の畳店社長、柳瀬宗達容疑者です。
警視庁によりますと、柳瀬容疑者は去年9月から10月ごろに、元交際相手の高瀬静香さんの遺体を損壊し、伊豆大島の海岸に遺棄した疑いが持たれています。
高瀬さんは去年9月から行方がわからなくなっていましたが、翌月になって、伊豆大島の砂浜で白骨化した高瀬さんの遺体の一部が見つかり、警視庁は事件に巻き込まれた可能性があるとみて、捜査していました。
高瀬さんは職場の同僚に「大島の彼氏のところに行く」と伝え、その後、行方がわからなくなっていて、警視庁が捜査した結果、5年前に高瀬さんが勤務していた伊豆大島の飲食店で知り合い、その後不倫関係にあったとみられる柳瀬容疑者の関与が浮上したということです。
2人を知る人「本当に、あいつ(柳瀬容疑者)がやったのかなって、信じられないところがあって。まあ信じたくはないけど。男女のいざこざがあったって聞いたことはあるけど、それが原因なのか」
調べに対し、柳瀬容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は高瀬さんが死亡した経緯についても詳しく調べる方針です。