「飲酒運転はしたが事故は覚えていない」飲酒・ひき逃げの疑いで33歳会社員の男逮捕
28日未明、岩国市の国道で横断歩道を歩いて渡っていた男性が、軽乗用車にはねられました。
軽乗用車はそのまま逃走し、警察は28日午前、軽乗用車を運転していた会社員の男を飲酒運転とひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
岩国警察署によりますと、28日午前2時前、岩国市川下町二丁目の三差路交差点で、横断歩道を歩いてわたっていた44歳の男性が、右折してきた軽乗用車にはねられました。
この事故で、軽乗用車は逃走していましたが、警察は、28日午前10時過ぎ、軽乗用車を運転していた岩国市車町に住む33歳の会社員の男を、酒気帯びなどの過失運転致傷とひき逃げなどの道路交通法違反の疑いで逮捕しました。
男からは、呼気1リットルあたり0.15ミリグラム以上のアルコールが検知されたということです。
警察の調べに対し、男は「飲酒運転をしたことは間違いないが、事故を起こしたことは覚えていない」と容疑を一部否認しているということです。
はねられた男性は軽傷の見込みです。
警察は、事故の状況を詳しく調べるとともに、飲酒の状況などについても捜査を進めています。