【山口天気 夕刊4/4】5日(金)は次第にサクラ映える晴天! 週末もあまり前線北上せず、大きな天気の崩れない見通しに
きょう4日(木)は湿った北寄りの風が流れ込んだことで、なかなか雲が取れない一日でしたが、あす5日(金)にかけては、次第に日本海に進んでくる高気圧に覆われてくる見込みです。
朝のうちはまだ雲が残る所もありますが、日中は広く日差しタップリの春本番らしい心地よい陽気となってきそうです。ランチタイムなどにピクニック気分でお花見、というのもいいと思います。一方で、サクラのシーズンに合わせてヒノキ花粉の飛散がピークを迎えています。花粉症の方は辛いところですが、しっかり対策を心がけていきましょう。
朝の気温は今朝よりやや低めですが、それでも10度以上の所が多く、日中の気温は所々で20度に届いて、昼間は上着なしでも、ちょうど心地よく感じられるでしょう。夜桜鑑賞も、軽い上着1枚羽織る程度でちょうど良いと思います。
そして、多くの方にとってお花見のピークとなる今週末…今週はしばらく、天気下り坂の見通しをお伝えしていましたが、南に横たわる前線が、当初の予想よりもあまり北上しそうにない状況となってきて、まとまった雨雲が広がるのは九州止まりとなる方向へと見通しが変わってきました。県内は今週末、次第に雲は増えてくるものの、大きな崩れまではなく、仮に雨が降ったとしてもごくわずかな、にわか雨程度に止まりそうな雰囲気です。今週末にかけての一番の花盛りのサクラの姿を、しっかり堪能していきましょう。
来週初めは雲多い空ですが、その後は日ざし十分の日々で、連日、日中の気温は20度越え、と春らしい暖かさが続きます。花盛りのサクラは、この暖かさにより、長持ちはせず、来週は次第に桜吹雪~葉桜へと風景が移り変わっていきそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)