タクシーもサブスク制 田布施町で月3500円で最大20回利用できる乗合タクシーの実証運行始まる
過疎地域での新たな挑戦です。
山口県の田布施町では月3500円で最大20回利用できる乗合タクシーの実証運行が3日から始まりました。
式典では東浩二田布施町長らがテープカットして乗合タクシーの運行開始を祝いました。
「のりーね」の愛称がつけられた乗合タクシーは毎月3500円で、最大20回、自宅から町内、もしくは町内から自宅ならどこでも利用できます。(1日最大2回)
(記者)「自宅から町内どこでも運んでくれる乗合タクシー。乗客に優しく乗降用ステップもついていて定員は6人です。」
田布施町では、これまでも買い物送迎サービスとして乗合タクシーを実施していました。
しかし、高齢者限定であったことや乗降場所が決まっていたことから、町民から要望があり今回、年齢制限や乗降場所を定めない実証運行をスタートさせました。
(利用者)「最近この年になると自転車が怖くなりまして、これからは行きたいところへ数多くいけたら。」
「家にこもっているより出たい時があるので。春になるし出てみたい。」
運行は平日の午前9時から午後4時前までで、当日1時間前まで予約を受けつけています。
田布施町ではおよそ1年実証運行を行い、その後、意見を反映させながら本格導入したいとしています。