周南市の30代の男性が、マッチングアプリで知り合った相手に暗号資産350万円相当をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺の被害にあいました。

周南警察署によりますと、男性は去年5月にマッチングアプリで知り合った日本人女性を自称する人物から「私は暗号資産の短期取引を5年以上している。あなたが投資をしたいならいつでも私が教える」などといわれ、暗号資産投資の専用サイトでのアカウント作成を勧められたということです。

相手に恋愛感情を抱いていたという男性は指示通り暗号資産投資を行い、利益の出金を申し出ましたが、サイト内のヘルプセンターを名乗る人物から「利益の出金には税金、手数料の支払いが必要」などと言われ、去年6月から8月の間に6回にわたって投資と出金費用名目で合わせて350万円相当の暗号資産を送金し、だまし取られました。

警察は、SNSで知り合った相手からお金の話が出た時はすぐに警察や家族に相談するよう注意を呼びかけています。