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ブルーインパルスが被災地上空を飛行 大空から元気届け!笑顔で空を見上げるこどもたち

2024年3月18日 18:30
ブルーインパルスが被災地上空を飛行 大空から元気届け!笑顔で空を見上げるこどもたち
能登半島地震の被災者を元気づけようと、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」がきょう午後、珠洲市などを飛行。
楽しみにしていた子どもからは笑顔があふれました。

午後1時20分ごろ、珠洲市の上空を飛ぶ「ブルーインパルス」。

きのうは悪天候のため中止になりましたが、きょうは晴天に恵まれ、青空を華麗に舞いました。
被災者を元気づけようと被災地の上空を飛行したのです。

その少し前、珠洲市内の学校。

NNN取材団・田中利奈 記者:
「ブルーインパルスが上空を飛ぶということで続々と人が集まってきました」

ブルーインパルスを一目見ようと多くの人が集まるなか、ひと際到着を楽しみにしているというこちらの男の子。
珠洲市に住む大箱千翔くん3歳です。

(Q.何を見に来たの?)
大箱千翔くん:
「飛行機!」
母・由美さん:
「あまり楽しみもないので飛行機とか飛んできて子供の喜んだ顔見るのが楽しみ」

自衛隊や乗り物が大好きだという千翔くん。
現在は避難所で生活しています。

そしていよいよその瞬間が・・・
「きたきた」
「見えた!すごーい」

(Q.飛行機どうだった?)
「かっこよかった」
「びゅ~~!で止まった」

千翔くん、満面の笑顔。最高の1日になりました。

一方、穴水町。

「多分こっちだと思う。違います?」

今か今かと待ち構えるなか、突然やってきました。

NNN取材団・穴井飛鳥 記者:
「来ました!来ました!午後1時半過ぎです、穴水町の空に今機体が到着しました」

「感激しました」
「みんなのために飛んでくれてよかった」

このエリアの飛行時間はわずかでしたが「ブルーインパルス」は被災地の多くの人を笑顔にしました。

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