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被災地に“別府温泉の湯”届く 源泉100%で入浴支援 専用タンクで保温し輸送 能登町の道の駅

2024年2月7日 12:07
被災地に“別府温泉の湯”届く 源泉100%で入浴支援 専用タンクで保温し輸送 能登町の道の駅
能登半島地震の影響で断水が続く石川県能登町に、大分・別府温泉の源泉が届けられ、被災者の入浴支援が行われています。

能登町の道の駅「イカの駅」の駐車場には7日、浴槽付きの移動式テントが設営され、午前11時ごろから入浴支援が始まりました。

風呂に使われているのは、別府市で3日前にくみ上げられた源泉100%のお湯およそ10トンで、専用のタンクを使って保温した状態でフェリーや大型トラックで運ばれました。

空気でふくらますことができる移動式のテントは6日から設営が行われ、男女それぞれに脱衣所と浴槽が設けられています。浴槽は5人前後が同時に入れるサイズで、1日およそ250人の利用を想定しているということです。

能登町では今も5000戸で断水が続き、多くの被災者が入浴を楽しみに訪れていました。

入浴に訪れた被災者の女性
「1か月に3、4回しか風呂に入れなかった。自衛隊のお風呂とか入れてもらって」「別府温泉なんて入ったことないのでとても楽しみ。本当にありがたいです」

能登町での入浴支援は2月20日まで、22日からは珠洲市で2週間行われます。なお、8日(木)以降は石川県内の和倉温泉のお湯をくみ上げて支援を続けるということです。

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