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金沢百万石行列に40万人が歓声 仲村トオルさん「今だからこそ前へ進む力を…」

2024年6月3日 18:50
金沢百万石行列に40万人が歓声 仲村トオルさん「今だからこそ前へ進む力を…」
1日、盛況のうちに終わった今年の金沢百万石行列。
累計で40万人を超える大勢の見物客が集まりましたが、主役の2人をはじめ、能登への思いが込められた行列となりました。

仲村トオルさん:
「いざ、出立じゃ~!エイエイオ~!」

城下町の初夏を彩る金沢百万石まつり
メインの百万石行列を一目見ようと、おととい、沿道には溢れんばかりの見物客が集まりました。

行列が出発するおよそ4時間前。
沿道には、前日の夜9時から場所を確保していたという家族の姿も。

観客:
「この子たちも金沢の祭りはこんなのだよというのを見せたいと思って、(子どもが)赤ちゃんの時からずっと来てます」

およそ2500人が練り歩いたことしの百万石行列。
先頭のボーイスカウトたちが掲げる横断幕には能登へのメッセージが刻まれていました。
沿道には、能登から見物に来たという人も。

能登からの観客:
「能登町から。だからすごく良かったです」
「なんかすごくジーンと来ました」

集まったのはおよそ41万人の大観衆。
お松の方役の夏菜さんが艶やかな着物姿で手を振ると…。

「夏菜~!こっち向いて~!」

そして、前田利家公役の仲村トオルさんが目の前を通れば…。

「利家公の仲村トオルさんがかっこよくて、金沢に生まれ育って誇らしく思いました。オーラが違うというか、お二人ともふさわしいなと」

一行は金沢城公園を目指し、およそ3キロの道中をさっそうと進んでいきました。
そして午後6時前。
利家公はお松の方が待つ金沢城公園へ到着しました。
行列の終了後、2人は能登への思いを語りました。

仲村トオルさん:
「今だからこそもしかすると元気づけられるかもしれない。前に進む力を貸せるかもしれないという思いできょうに向けて心を整えてきた」
「届いていてくれたらいいなという思いは残りました」

元日に金沢市内で震度5強の地震にあったという夏菜さんからは。

夏菜さん:
「元気だったり、パワーだったり何かの活力になるお祭りにできたらいいなという気持ちで今回は臨ませてもらいました」
「皆さんに届いてるといいなって思います」

元日の最大震度7の地震から5か月。
ことしの百万石行列は、能登を応援する思いも込められたものとなりました。

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