豪雨で2か月遅れ 地震の仮設住宅完成 石川・珠洲市大谷町の住民が入居
珠洲市大谷町に地震の被災者のための仮設住宅がようやく完成しました。奥能登豪雨の影響で約2か月遅れとなりましたが、2日から住民たちが入居を始めています。
仮設住宅に続々と荷物を運び入れる住民たち。
当初、大谷町では9月中に仮設住宅が完成する予定でしたが、完成直前、豪雨で浄化槽に土砂が流れ込むなどの被害を受け、多くの人が長期間にわたる避難生活を余儀なくされていました。
その復旧作業が終わり、木造2階建て72戸の仮設住宅が約2か月遅れで完成。2日から入居が始まりました。
入居者は:
「立派になっているね、1人で居るなら丁度いいくらい。もっと早く入りたかったけど、しょうがないね。これから一から出直しみたいな人生」
石川県内では奥能登豪雨の被災者を対象とした仮設住宅の建設も行われており、来年2月から3月の完成を目指しています。
最終更新日:2024年12月2日 18:54