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赤字続く「北鉄」存続の道は 自治体トップ支援を要望 地域住民の足を守る

2024年5月2日 19:16
赤字続く「北鉄」存続の道は 自治体トップ支援を要望 地域住民の足を守る
北陸鉄道の鉄道線の存続に向けて、金沢市や白山市など沿線の自治体のトップがきょう、馳知事に対し、再構築に向けて必要となる費用負担など支援を要望しました。

赤字が続く北陸鉄道の鉄道事業について沿線の市や町は、去年8月に鉄道を存続させる方針を決定。

そのうえで、設備投資や維持管理費を自治体が負担する「みなし上下分離方式」の採用を検討しています。

きょうは、金沢市の村山卓市長をはじめ、3市1町のトップが県庁を訪れ、馳知事に、「みなし上下分離方式」導入への賛同や、その際に必要となる費用負担について支援を求めました。

馳知事は、「北陸鉄道からも直接、意見を聞いたうえで前向きに対応したい」と話し、足並みをそろえて対応する考えを示しました。

馳 知事:
「地域住民にとってなくてはならない足という認識持っている」
「観光に向けての二次交通のかなめという言い方もできる。関係市町と利用促進策、当然、北陸鉄道さんともより一層利用促進策について協力していく必要がある」

今後、県や沿線の各自治体、北陸鉄道で国の支援を得るための実施計画をとりまとめるということです。

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